老舗のワゴン式飲茶に一人で
焼きたて点心にラー油が最高
お茶代とサービス料10%が別
こんにちは。「わん子」です。
飲茶は、何人かで行って、いろいろ頼んで分け合うもの。
一人でワゴン式飲茶なんて、ハードルが高い。
それでも——「これも経験だもん」と、飛び込んでみました。
蓮香樓は、1889年に広州で始まった飲茶の老舗です。
土曜日の朝9時半すぎに着くと、待たずに席へ案内されました。もちろん相席です。
女ひとりで、ワゴン式飲茶の老舗で点心3品を食べた実食レポです。相席の座り方、お茶の頼み方、点心の取り方、お茶代とサービス料のことまで、順番に書いています。
食べたのは、エビ餃子と、焼きたての点心と、野菜の蒸し餃子のような点心。
スマホを片手に、一人で飲茶を楽しんでいるお客さんも、たくさんいました。

蓮香樓は、1889年に広州で始まり、1927年に香港にお店を出しました。
中環にあった本店は、2026年4月に今の德輔道中の場所へ移ったそうです(鏡週刊の記事より)。
MTR上環駅のB出口から、歩いて1〜2分。
レシートの店名は「蓮香樓(上環)」でした。
営業時間は、移ったあとのものを確認できませんでした。
わたしが行った土曜日の朝9時半すぎには、もう開いていました。
入店|階段を上がって「一人」。待たずに案内された

入口から、階段を上がります。
上にレセプションのような場所があり、人が立っていました。
「一人」と伝えると、待たずに席へ案内してくれました。

天井には、青と金の飾りと、蓮の花の形のランプ。
丸いテーブルが、ずらりと並んでいます。
相席|8人がけに先客2組4人。隣の椅子にはバッグを
案内されたのは、8人がけの丸テーブル。
すでに、2組4人が座っていました。
隣の人との間は、決して広くはありません。
でも、相席になった人たちは、隣の椅子にバッグを置いていました。
バッグが置いてある椅子には、お客さんは案内されません。だから、相席でも、ほかの人との距離は近くないんです。
わたしも、まねしてみました。
やっぱり相席。でも、だんだん気にならなくなってきました。
ほかの人が頼んだ点心を眺めて、楽しむ余裕まで出てきたくらいです。
お茶|プーアル茶を選ぶ。ふたをずらすと「お湯ください」
席に着くと、まず「お茶はどれにする?」と聞かれます。

わたしは、プーアル茶にしました。すぐに運ばれてきます。
香りが高くて、おいしいお茶でした。

お湯が少なくなったら、急須のふたをずらしておきます。
これが「お湯を入れてください」の合図だそうです。
相席の人のまねをして、ふたをずらしてみたら——ちゃんと、お湯を入れてくれました。
点心の取り方|カウンターで指差し、紙に丸をつけてもらう

席に案内されたとき、テーブルに1枚の紙を置いていかれます。
点心を取るときに使う、注文用紙です。
点心の値段の区分(小點・中點・大點・特點・頂點)ごとに、数字が並んでいます。
点心は、キッチンのカウンターまで取りに行きました。

カウンターには、せいろにのったいろいろな料理が、高く積まれています。
流れは、こうです。
- 食べたいものを指差すと、手渡してくれる
- 注文用紙を渡すと、丸をつけて返してくれる
- 熱々のせいろを、近くにあるトレーにのせて、自分のテーブルまで運ぶ
言葉はいりませんでした。困ることも、ありませんでした。
エビ餃子|エビがプリプリ

まずは、やっぱりエビ餃子でしょう。

安定のおいしさです。
エビがプリプリ。
香港に着いた夜に食べたエビワンタン麺のエビも、とてもおいしかった。このエビも、おいしい。
香港のエビ料理は、かなりおいしいです。
そのエビワンタン麺のことは、麥奀雲吞麵世家(Mak's Noodle)の実食レポに書いています。
焼いた腸粉のような点心|焼きたてに、ラー油が最高
次は、店員さんがカウンターで焼いていたもの。

メニューの名前は分かりません。
見た目がおいしそうだったので、選びました。
腸粉(米粉で作る、クレープのような点心)を焼いたもののようです。
焼きたてをもらいました。
店員さんがごまをふりかけて、ソースをかけて渡してくれます。

かかっていたのは、ごまソースと、甘酸っぱいソースと、しょうゆ。
わたしの好みは、甘酸っぱいソースです。
干しエビの味が濃くて、皮はプルプル。
日本人だと分かるようで、2人の店員さんが、日本語で「オイシイ」と言ってくれました。
確かに、おいしい。
「ラー油をつけたらおいしいよ」と、店員さんがラー油も取ってくれました。

このラー油が、おいしい。
なんだろう、この味は?
このラー油、最高です。
野菜の蒸し餃子のような点心|香辛料が香る
もう1つは、カラフルな点心。
これも、見た目がおいしそうだったので選びました。野菜の入った蒸し餃子のようです。

口に入れると、香辛料が香ります。
味は、野菜のうまみがぎゅっと詰まった感じ。
これ、野菜だけなのかな? と思うほど、うまみがあります。

これにも、ラー油がよく合いました。
一人だと3品で限界。ワゴンは見送った
いろんなものを食べたい。
でも、一人だと3品で限界でした。
相席なので、ほかのお客さんが頼んだものが目に入ります。
「あれもおいしそう」と思っても、お腹はもういっぱい。
こんなときは、一人なのが残念です。
店内には、点心をのせたワゴンも回っていました。
わたしの席にも来たのですが、食べきれそうになかったので、頼みませんでした。
本心では、「経験」の一つとして、ワゴンから選んでみたかったです。

プーアル茶は、時間がたつと濃くなりすぎて、コーヒーのような色に。
それでも、おいしかったです。
会計|お茶代とサービス料10%で、合計HK$141

食べ終わったときの注文用紙です。
中點・特點・頂點に、1つずつ丸がついていました。

レシートの中身は、こうです。
点心の値段とは別に、お茶代とサービス料がかかります。
3品のうち、どれがどの値段だったかは、分かりませんでした。

わたしは、Apple Payで払いました。
お店の表示では、現金、オクトパス、Visa、Master、AE、Apple Pay、WeChat Pay、Alipayなどが使えます。
お店にいたのは、50分くらいでした。
正直な感想|飛び込んで、よかった
「一人でワゴン式飲茶はハードルが高いだろう。でも、やってみよう。これも経験だもん。また来たときに、と思ったって、そのときが来るかどうか分からないんだから」
そう思って、飛び込んでよかったです。
困ることもなく、楽しめました。
こういう経験ができるから、旅は楽しいんですよね。
とはいえ、前の晩は、佳佳甜品の帰りに道に迷って、不安になったんですけどね。
まあ、今日もこうして生きていますから、大丈夫ってことです。
——なんてことを思いながら、プーアル茶を楽しんでいました。
前の晩のマンゴーのデザートは、佳佳甜品(Kai Kai Dessert)の実食レポに書いています。
こんな人におすすめ
✅ 一人でも、本場の飲茶を体験してみたい人(スマホを片手に、一人で飲茶を楽しんでいる人がたくさんいました)
✅ 言葉に自信がない人(点心は、カウンターで指差すだけで取れました)
✅ エビ好きの人(エビ餃子はエビがプリプリ。焼いた点心は干しエビの味が濃い)
逆に、次のことは先に知っておいてください。席は相席です。点心の値段とは別に、お茶代(HK$18)とサービス料(10%)がかかります。一人だと、3品くらいでお腹がいっぱいになります。
よくある質問
Q. 一人でも入れますか?
入れます。土曜日の朝9時半すぎに行ったときは、待たずに案内されました。8人がけの丸テーブルで相席です。スマホを片手に、一人で飲茶を楽しんでいる人がたくさんいました。
Q. 広東語や英語が話せなくても、点心を取れますか?
取れました。キッチンのカウンターで食べたいものを指差すと、手渡してくれます。注文用紙を渡すと丸をつけてくれるので、トレーにのせて席まで運びます。
Q. 点心の値段のほかに、何かかかりますか?
お茶代とサービス料がかかります。わたしのレシートでは、お茶代がHK$18、サービス料が10%でした。
Q. 支払いは何が使えますか?
わたしはApple Payで払いました。お店の表示では、現金、オクトパス、Visa、Master、AE、Apple Pay、WeChat Pay、Alipayなどが使えます。
Q. 営業時間は?
移ったあとの本店の営業時間は、確認できませんでした。わたしが行った土曜日の朝9時半すぎには、開いていました。
まとめ|一人でも、ワゴン式飲茶はできた
🔸 店名:蓮香樓(Lin Heung Lau)
🔸 住所:上環 德輔道中249-253號 東寧大廈 地下1〜2樓 9-10號舖(レシートより)
🔸 営業時間:確認できませんでした(土曜日の朝9時半すぎには開いていました)
🔸 アクセス:MTR上環駅B出口から歩いて1〜2分
🔸 地図:蓮香樓 Googleマップ
🔸 席:相席あり
🔸 点心の取り方:キッチンのカウンターで指差し。注文用紙に丸をつけてもらう
🔸 お茶:プーアル茶など。急須のふたをずらすと、お湯を入れてくれる
🔸 支払い:わたしはApple Pay。現金・オクトパス・クレジットカードなども可(お店の表示より)
🔸 この日の会計:お茶代 HK$18・点心3品 HK$110・サービス料10% HK$12.80、合計 HK$141
一人でも、ワゴン式飲茶はできました。
焼きたての点心と、最高のラー油。
次に行くときは、ワゴンから選んでみたいです。
※お店の歴史と本店の移転は、鏡週刊の記事(2026年9月)で確認したものです。住所と値段は、2026年10月10日に行ったときのレシートのとおりです。
出典