ひとりでほっと安らぐ半日
地元民が通う、東道後の隠れ家温泉
こんにちは。「わん子」です。
「道後温泉は、いつも観光客でいっぱい…」
「一人で温泉に行って、落ち着けるかな?」
せっかくの愛媛旅、人混みで疲れてしまってはもったいないですよね。
そんなあなたにこそ訪れてほしいのが、松山市駅からアクセスできる東道後の日帰り温泉「そらともり」。
観光地の喧騒から少し離れた、地元の人たちが日常を整える隠れ家のような場所です。
実はわん子の地元でもあり、心身をリセットしたい時に足繁く通うお気に入り。
地元民として通っているからこそ分かる館内の過ごし方や、おすすめ時間帯までお伝えするので、初めての一人温泉でも迷いませんよ。
・化粧水のように肌になじむアルカリ性の湯
・セルフロウリュも楽しめる女性専用サウナ
・一日ゆっくり過ごせる広々とした休憩スペース
一人でも気兼ねなく、心から「ほっ」と安らげる——そんな贅沢な癒やしの時間を、ご案内します。

松山の温泉といえば、まず思い浮かぶのは道後温泉。
でも、いつも観光客でにぎわっていて、ゆっくり一人で——とはいきにくいこともあります。
そらともりがあるのは、その道後から少し離れた「東道後」。
観光地の喧騒から外れた、地元の人がふだん使いする日帰り温泉です。
実は、ここはわたしの地元。
歩いて行ける距離にあるので、泊まったことは一度もありません。
そのかわり、心や体をリセットしたいとき、ふらりと日帰り入浴に通っています。
地元の人間が日常的に通う場所——これは、観光ガイドには載らない、いちばん信頼できるお墨付きだと思うんです。
地元の人たちが静かに過ごしている場所なので、一人で訪れても決して浮くことはありません。
むしろ、みんなそれぞれ自分の時間を楽しんでいる――そんな空間です。
そらともりは、温泉だけの施設ではありません。
サウナ、岩盤浴、食事、リラクゼーションまでそろっていて、一日まるごと過ごせる温浴施設です。
宿泊もできますが、わたしのように日帰りでふらりと立ち寄る人もたくさんいます。

館内に一歩入ると、ふわっとアロマのいい香り。それだけで、もう肩の力が抜けていきます。
一人でも気兼ねなく|女性一人旅に「そらともり」が向いている理由
そらともりには、一人で来ているお客さんが、本当に多いんです。
平日も休日も、男性も女性も。
中には、休憩スペースでパソコンを広げて仕事をしている人もいます。
それくらい、一人で過ごすのが当たり前の空間です。
そして、一人旅でいちばん気になるのが——食事ではないでしょうか。
「グループばかりの中で一人で食べるのは気が引ける」
「目立つかも」
その気持ち、よく分かります。

でも、そらともりのレストランは、地元の人たちがふつうに食事をしている場所。
一人客もたくさんいます。
わたしも地元民として、何度も一人でごはんを食べてきました。
カウンター席こそありませんが、テーブルの間隔がゆったりとってあるので、一人でも周りを気にせず、居心地よく過ごせます。
それでも気が引けるなら、思いきって食事なしで利用するのもひとつ。
お風呂とサウナだけ楽しんで、ごはんは別のお店で——そんな自由な使い方もできます。
化粧水のような湯ざわり|泉質と露天風呂
そらともりのお湯は、アルカリ単純温泉。
pHは9.2と高く、肌にまとわりつくようなとろみがあります。湯船に身を沈めると、まるで化粧水の中に浸かっているみたい。
上がったあとも、肌がしっとりすべすべです。
浴場には「三玉水」という飲める温泉水のウォータークーラーもあります。
東道後の温泉水を三玉石で濾したもので、湯あたりしないよう、こまめに飲んでおくのがおすすめです。
露天風呂は、種類が豊富。
壺湯、ぬるめのお湯、寝転んで浸かれる寝湯、そして全身を細かな泡が包む高濃度炭酸泉。湯船を移りながら、自分の好きな浸かり方を見つけられます。
そして、日が暮れてくると——露天エリアに松明が灯ります。
開放的な空に、ゆらめく炎。
一気に幻想的な雰囲気になって、昼間とはまるで別の場所のようです。
ちなみに、洗い場は一つひとつ仕切りで区切られています。
お隣を気にせず自分のペースで体を洗えるのもうれしい配慮です。
サウナ女子にうれしい|女性専用サウナと土曜のロウリュ
サウナ好きにも、そらともりはおすすめです。
女湯の大浴場には、女性専用のサウナがあります。
段差になっていて、座る位置で好みの温度を選べるので、サウナが初めての人も、しっかり汗をかきたい人も、自分に合った入り方ができます。
女性だけの空間で、しかもアロマ水が常設されているので、セルフロウリュも楽しめます。
熱したサウナストーンに自分でアロマ水をかけると、ぶわっと香りのいい蒸気が立ちのぼって、一気に汗が——この瞬間がたまりません。
さらに、毎週土曜の19時半からはロウリュサービス。
スタッフさんが大きなうちわで、力いっぱい熱風を送ってくれます。
自分で仰ぐのとは段違いの熱さで、サウナ好きにはたまらない時間です。
しかも、「おかわりいる人?」と毎回聞いてくれるので、もちろんわたしは毎回おかわり。
スタッフさんとのこの距離の近さも、そらともりの心地よさのひとつです。
そして、このサービスのあとには泥パックも用意されます。
サウナでひらいた毛穴に泥パックで、お肌までつるつるに。
たっぷり汗をかいたら、水風呂でキリッと引き締めて、外気浴へ。
露天エリアで風を感じながら、ぼーっと「ととのう」——この繰り返しが、心も体もすっきりリセットしてくれます。
お風呂のあとも一日ゆっくり|岩盤浴・リラクゼーション

お風呂とサウナを楽しんだら、もうそれで大満足——ですが、そらともりの魅力はまだあります。
お風呂あがりも、一日ゆっくり過ごせるんです。
まずは岩盤浴。
「チャクラ洞」と名づけられた岩盤浴は、ヒマラヤの天然岩塩を使った空間で、5色のゾーンに分かれています。
その日の気分で好きな色の部屋を選んで、じんわりと汗をかきながら横になっていると、体の芯からほぐれていきます。
なお、岩盤浴は入館料とは別料金(2026年時点で300円)。
それでもこのお値段なら、しっかり汗をかいてさっぱりしたい日には、迷わず足が向きます。
体をほぐしたあとは、リラクゼーションも充実。

タイ古式マッサージ、リンパマッサージ、アカスリなど、メニューがそろっています。日ごろの疲れに、ごほうびを——という日にぴったりです。
そして、館内にはソファやリクライニングチェアがたくさん。
漫画も置いてあるので、お風呂とお風呂のあいだに、ごろんと横になって読みふけるのも、最高の贅沢です。
気づけば、半日があっという間。
「お風呂に入って、すぐ帰る」ではもったいない。一日かけて、自分をいたわる——そんな過ごし方ができる場所です。
食事とお土産|館内レストランと「そらともり塩生大福」
お風呂で整えたあとは、やっぱり、おいしいごはん。

館内のレストランは、メニューがとにかく幅広いんです。
愛媛の郷土料理から、パスタ、定食、デザートまで。
そして、お風呂あがりの一杯に、愛媛県産のクラフトビールがあるのもうれしいところ。
湯上がりのビール——想像しただけで、ごほうび感がありますよね。
ちなみに、朝食は無理に館内で、と考えなくて大丈夫。
すぐ隣にコメダ珈琲があるので、朝はそちらでモーニング、という手もあります。
「翌朝どうしよう」と迷わずにすむのは、地味だけど助かるポイントです。
そしてもうひとつ、湯上がりにおすすめなのが——歩いて3分の薪窯ピッツェリア。化粧水のような湯でととのったあと、できたての本格ピザを食べに行く半日は、ちょっと贅沢なごほうびです。くわしくは薪窯ピザ「PIZZERIA dodo」の女性一人旅実食レポにまとめています。

そして、帰りにぜひ立ち寄ってほしいのが、フロント。
「そらともり塩生大福」が売られています。
やわらかい皮の中に、こし餡と生クリーム。そこに、ほんのり塩気がきいていて——甘さとしょっぱさの組み合わせが、もう絶妙なんです。
お風呂あがりの自分へのごほうびにも、お土産にもぴったり。わたしのイチオシです。
アクセス・基本情報|松山市駅から、無料駐車場250台
最後に、基本情報をまとめておきます。
アクセス
電車が便利です。松山市駅から伊予鉄道に乗って約20分、「久米駅」で降りれば、そこから徒歩3分。松山空港からは車で約40分、道後温泉からも車で約30分なので、空港から直行するのも、道後観光とあわせて立ち寄るのもしやすい立地です。
受付のしくみ
受付をすると、腕に巻くバンドを渡されます。バンドにはロッカー番号が書かれていて、その番号のロッカーを使います。
さらにQRコードもついていて、レストランの注文や自販機の支払いも、これ一つで完結。
財布を持ち歩かなくていいので、館内はとても身軽に過ごせます。
持ち物
バスタオル・フェイスタオル・作務衣(館内着)は貸し出してもらえます。
シャンプー・リンス・ボディソープも備え付け。
つまり、手ぶらで行っても大丈夫です。
こんな人におすすめ
✅ 観光地の喧騒に疲れて、静かに過ごしたい人
✅ 2回目以降の愛媛旅で、定番じゃない場所を探している人
✅ 一人で温泉やサウナを、気兼ねなく楽しみたい人
✅ おしゃれで清潔感のある温浴施設が好きな人
✅ サウナ・岩盤浴で、しっかり「ととのいたい」人
✅ 一日かけて、自分をゆっくりいたわりたい人
よくある質問
Q. タオルや着替えは持っていく必要がありますか?
いいえ、手ぶらで大丈夫です。バスタオル・フェイスタオル・作務衣(館内着)は貸し出してもらえ、シャンプー・リンス・ボディソープも備え付けです。
Q. 女性一人でも入りやすいですか?
はい。平日も休日も一人客が多く、休憩スペースでパソコン作業をしている人もいるほどです。レストランも地元の一人客が多く、テーブルの間隔がゆったりしているので気兼ねなく過ごせます。
Q. 女性専用のサウナはありますか?
はい。女湯の大浴場に女性専用サウナがあります。座る位置で温度を選べ、アロマ水でセルフロウリュも可能です。毎週土曜19時半にはスタッフによるロウリュサービスもあります。
まとめ|観光地の喧騒を離れて、自分のペースで
🔸住所|〒790-0924 愛媛県松山市南久米町3-1
🔸電話|089-970-1026
🔸最寄り駅|伊予鉄道「久米駅」から徒歩3分(松山市駅から約20分)
🔸営業時間|朝5時〜深夜1時(最終受付24時)
🔸定休日|年中無休
🔸入館料|大人(一般)1,750円+入湯税150円 ※会員価格・朝夜割あり。最新は公式サイトで
🔸岩盤浴|別料金300円(2026年時点)
🔸駐車場|無料250台
🔸貸出|バスタオル・フェイスタオル・作務衣
道後温泉のにぎわいも、もちろん旅の楽しみのひとつ。
でも、人混みに少し疲れたとき、自分のペースでゆっくり過ごせる場所があると、旅はもっと豊かになります。
そらともりは、まさにそんな場所。
松山市駅から電車で20分ほど、地元のわたしが日常的に通う、東道後の日帰り温泉です。
化粧水のような湯に浸かって、女性専用サウナでととのって、岩盤浴やリラクゼーションでゆっくり。お腹が空いたら館内のレストランで愛媛の味を楽しんで、帰りには塩生大福をひとつ。
一人でも、誰にも気兼ねせず、心からほっとできる——そんな一日が過ごせます。
2回目以降の愛媛旅で、「定番じゃない、自分だけの過ごし方」を探している人に、そらともりはぴったり。
次の松山旅、ぜひ候補に加えてみてくださいね。