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【松山グルメ】丸水と秋嘉の鯛めしも選べる「松山鯛ラーメン万福久」女性一人旅レポ|大街道

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松山鯛ラーメン万福久の濃厚鯛潮ラーメン。白濁したクリーミーなスープに中太ストレート麺

鯛めし専門店の系列だから、鯛の鮮度がちがう
ラーメン一杯に、丸水と秋嘉の鯛めしを足せるお店

こんにちは。「わん子」です。

「松山で鯛めしを食べたいけれど、丸水か秋嘉か、どちらかに決められない」
「せっかく来たのに、二軒はさすがにお腹が持たない」

そんな迷いを抱えている方にご紹介したいのが、大街道・ロープウェイ街の「松山鯛ラーメン万福久」です。ここは、鯛めし専門店「丸水-GANSUI-」「秋嘉-AKIYOSHI-」の系列店。濃厚鯛潮ラーメン880円に、丸水の元祖宇和島鯛めしや秋嘉の松山鯛めしを、ミニ丼(350円〜)で足せるお店なんです。

ただし、平日の11時25分に着いたら、すでに7人の行列。しかも並ぶ場所は屋外で、日陰も椅子もありません。

この記事では、濃厚鯛潮ラーメンと鯛のっけごはんの実食レポに加えて、行列の待ち方の実際、そして丸水・秋嘉の本店との位置関係(どちらも徒歩1分です)まで、まとめてお伝えします。

・鯛めし専門店の系列だから、その日の朝に締めた鯛のアラでスープをとっている
・ミニ丼で丸水・秋嘉の鯛めしが選べる(350円〜)
・カウンター12席のみ。女性一人でも気負わず入れる

松山鯛ラーメン万福久|大街道・ロープウェイ街|鯛めし2店の"アラ"から生まれた店

万福久があるのは、松山市大街道3-6-4。市内路面電車の「大街道」電停から、ロープウェイ乗り場の方向へ北に約300m。あのロープウェイ街の一角です。営業は11時から17時まで(L.O.16時30分)で、定休日は火曜日。ただしスープがなくなり次第終了なので、遅い時間に行くつもりの方は気をつけてください。

このお店、生まれ方がちょっと変わっています。店内の説明書きに、こう書かれていました。

系列店である鯛めし専門店の「丸水-GANSUI-」と「秋嘉-AKIYOSHI-」では、毎日、新鮮な鯛を仕入れて鯛めしとして出しています。毎日たくさんの鯛をさばくということは、その日の朝に締められた鯛のアラが、大量に残るということ。この鯛のアラを最後まで有効に活用したい——そこから生まれたのが、万福久のラーメンだそうです。

つまり、スープの材料は「余りもの」ではなく、鮮度が抜群の鯛のアラ。だから雑味のないクリアな味になるのだ、と書かれていました。化学調味料は一切使わず、素材のうま味だけで勝負。鯛の腹骨や中骨からとった鯛油も使っているとのこと。

松山鯛ラーメン万福久の看板。松山市大街道のロープウェイ街にある

鯛めし屋さんが本気でラーメンを作ったら、こうなる。そういうお店です。

万福久の店内の説明書き。鯛のアラを活かしてスープをとっていることが書かれている

【松山鯛ラーメン万福久 Googleマップ】

平日11時25分で7人待ち|日陰なし・椅子なしの行列

わたしが訪れたのは、2026年7月30日の平日。開店は11時なので、少し出遅れた11時25分に到着したところ、すでに7人が並んでいました。

そして、ここが大事なところ。並ぶのは屋外だけです。日陰もなければ、椅子もありません。

7月末の松山です。とにかく、暑い。日傘を持ってきていて、本当によかったと思いました。あの日、傘の下と外では、まったく別の世界でした。「美味しいもの食べるためなら我慢も必要」と自分を励ましながら、じっと順番を待つことに。

注文を終えたのが11時42分。到着から17分ほどですから、行列としてはそれほど長い待ちではありません。ただ、真夏の日なたで立って待つ17分は、体感がずいぶん長くなります。7月や8月に行かれる方は、日傘を持っていったほうがいいです。

ちなみに、わたしが店を出た12時05分には、外の行列は消えていました。でも店内は満席のまま。ピークの時間を少しずらせば、並ばずに入れる日もありそうです。

カウンター12席|女性一人でも気負わず入れる

店内は、カウンター席のみの12席。こじんまりとした造りです。

万福久のカウンター席。12席のみのこじんまりとした店内

一人客への入りやすさで言えば、ここは心配いりません。カウンターだけのお店は、むしろ一人のほうが気楽。この日、女性の一人客はわたしだけでしたが、男性の一人客はいましたし、隣を気にせずラーメンに集中できる席の並びでした。女性一人で入って浮くようなお店ではない、と地元の人間としてはっきり言えます。

荷物は、足元にかごが用意されています。スーツケース専用の置き場所はありませんが、席の間隔がきゅうくつでないので、隣の人との間に置けそうな余裕はありました。

卓上には、柚子胡椒、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、お酢、のり、あられ。……お酢だけ、見ただけでは何の液体か分からず、店員さんに聞いてようやく判明しました。ラーメンスープの味変用に置いてあるそうです。地元民のくせに、卓上の調味料でつまずくとは。

濃厚鯛潮ラーメン880円|白濁したクリーミーなスープ

万福久のラーメンは2種類。「鯛潮ラーメン」と「濃厚鯛潮ラーメン」で、どちらも880円です。

これが、なかなか決められませんでした。鯛潮ラーメンは、鯛だしに昆布と椎茸の出汁も合わせたもので、お店は「繊細で旨みを贅沢に感じることのできるラーメン」と説明しています。繊細、贅沢。心が揺れる言葉です。

それでも最後に濃厚を選んだ理由は、ふたつ。ひとつは、単純に濃厚なほうが美味しそうに思えたから。もうひとつは、メニューに「ラーメンスープをご飯にかけて楽しんでみて」と書いてあったからです。ご飯にかけるなら、濃いほうがいい気がして。

万福久の濃厚鯛潮ラーメン。白濁したクリーミーなスープ

運ばれてきたスープは、白く濁っていました。鯛のスープというと、澄んだ潮汁のような色を想像しますが、これは違います。

一口飲んで、正直に言うと、想像とは違う味でした。わたしが思い描いていたのは「鯛の旨みがグッとくる感じ」。実際に来たのは、クリーミーで濃厚な、まるみのある濃さでした。野菜をふんだんに使っていると書かれていましたが、鯛と野菜だけでここまで濃い出汁が出るものかと感心してしまいました。

麺は中太のストレート。この濃さのスープをしっかり持ち上げてくれます。

万福久の中太ストレート麺。濃厚な白濁スープをまとっている

そのまま飲んでいたら、途中で我に返りました。「待って、ご飯にかける分を残しておかなきゃ」。慌ててレンゲを置いたのですが、これが後半のいちばんの楽しみにつながります。

店長おすすめの味変|そのまま→ブラックペッパー→柚子胡椒

味変については、店内に店長のおすすめが書かれていました。「ブラックペッパーと柚子胡椒を入れる」。

わたしは行列に並んでいるあいだに、「そのまま→ブラックペッパー→柚子胡椒」の順でいこうと心に誓っていました。日なたで17分、考えることは味変の段取りだけ。

  • ブラックペッパー:味がきゅっと引き締まって、旨みが凝縮する感じになりました
  • 柚子胡椒:ゆずの香りと胡椒の刺激が相まって、これはこれでアリ

どちらもスープの方向を変えてくれるので、一杯で三通りの顔が見られます。順番は、やはり「そのまま」から。最初の一口は、何も足さずに味わってみてください。

驚くほど長いメンマと、ふっくらした鯛

具の話もさせてください。

万福久のメンマ。器から持ち上げると驚くほど長い

まず、メンマ。これが驚くほど長いんです。器から持ち上げたとき、思わず「長っ」と声が出そうになりました。わたしはメンマ好きなので、これは大満足。長いだけで、なぜこんなにうれしいのでしょう。

万福久の濃厚鯛潮ラーメンに入った鯛。ふっくらとしてジューシー

そしてチャーシューと、鯛。鯛はふっくらとしてジューシーで、身がほろりとほどけます。スープの出汁が鯛なら、具にも鯛。鯛めし専門店の系列店らしい一杯です。

鯛のっけごはん400円|スープをかけると鯛茶漬けになる

一緒に注文したのが、ミニ丼の「鯛のっけごはん」400円。ラーメンと合わせて、しめて1,280円です。

出てきたのは、皮目を炙った厚切りの鯛がのったご飯。この鯛、そのまま刺身醤油をつけて食べても美味しそうな厚みです。

万福久の鯛のっけごはんにラーメンスープをかけたところ。鯛茶漬けのような一杯

ここに、あられと海苔を散らして、ラーメンのスープをかける。これが、かなり美味い。鯛雑炊というか、鯛茶漬けというか——とにかく、ラーメンとは別の料理がもう一皿現れた感覚です。あの濃厚なスープが、ご飯とあられの食感をまとめてくれます。

はじめはレンゲで、上品に少しずつスープをかけていました。でも、あまりに美味しくて、最後のほうはラーメン丼を両手で持ち上げ、茶碗にスープを流し入れて、かきこんでいました。上品さは、三口ももちませんでした。

スープを飲みきらずに残しておく。これが、万福久での最重要ミッションです。

丸水と秋嘉の鯛めしも選べる|ミニ丼350円から、本格版1,300円まで

ここが、万福久のいちばん面白いところだと思います。

ミニ丼のメニューに、系列店の鯛めしがそのまま並んでいるんです。

万福久のメニュー。ミニ丼に丸水の宇和島鯛めしと秋嘉の松山鯛めしが並ぶ

  • チャーシュー丼 350円
  • 丸水(GANSUI)の元祖宇和島鯛めし 400円
  • 秋嘉(AKIYOSHI)の松山鯛めし 350円
  • 鯛のっけごはん 400円

宇和島鯛めしは、鯛の刺身を生卵入りの特製だしにからめてご飯にかける、宇和島の郷土料理。松山鯛めしは、鯛を土鍋などで炊き込むタイプ。まったく違う二つの鯛めしを、350円と400円のミニサイズで試せてしまいます。「丸水か秋嘉か決められない」という悩みへの、ひとつの答えです。

しっかり一膳食べたい方には、丸水の宇和島鯛めし1,300円、万福久の鯛だし茶漬け1,300円という本格版もあります。

ごはんの量は約130g、大盛り約220gに変更できて、大盛りは無料(注文時に伝えます)。ただしおかわりはできません。大盛りにするかどうかは、注文の時点で決めておいてください。

そして、位置関係がすごいんです。万福久は、鯛めし秋嘉の本店から徒歩1分・100m。元祖宇和島鯛めし丸水の本店からも徒歩1分・100m。この2店のあいだに、万福久があります。徒歩1分圏内に、鯛めしの名店2軒とその系列ラーメン店。ロープウェイ街の鯛めし密度は、なかなかのものです。

本店でしっかり一膳いただくなら、それぞれのレポもどうぞ。

天然と養殖を食べ比べ!「丸水」宇和島鯛めし女性一人旅実食レポ|松山城

一杯で三度おいしい松山鯛めし!「秋嘉」女性一人旅実食レポ|松山城

わたしは秋嘉で鯛めしと鯛の刺身をいただいたことがあって、あれがとても好きでした。ただし念のため——万福久で食べられるのは秋嘉の「松山鯛めし」のミニ丼で、秋嘉のお刺身は出てきません。そこは本店へ。

こんな人におすすめ

✅ 丸水か秋嘉か決められず、両方の鯛めしを少しずつ試したい人
✅ 鯛めし一膳ではなく、ラーメンで鯛を味わってみたい人
✅ カウンター席で、女性一人でも気軽に食べたい人
✅ 大街道・ロープウェイ街の観光と合わせて食事をすませたい人
✅ 濃厚でクリーミーなスープが好きな人
✅ メンマが好きな人(長さで驚きたい人)

よくある質問

Q. 女性一人でも入りやすいですか?

はい。カウンター12席だけのお店なので、一人客がむしろ自然です。わたしが行った日も男性の一人客がいました。席の間隔はきゅうくつではなく、足元に荷物かごもあります。スーツケース専用の置き場はありませんが、隣との間に置ける程度の余裕はありました。

Q. 行列はどれくらい並びますか?

わたしは平日の11時25分に到着して、7人待ち。注文を終えたのが11時42分でしたので、17分ほどでした。注意点は、並ぶ場所が屋外で、日陰も椅子もないこと。夏場は日傘があったほうが楽です。退店した12時05分には行列は消えていましたが、店内は満席でした。なお、スープがなくなり次第終了なので、遅い時間をねらうのはおすすめしません。

Q. ごはんの大盛りやおかわりはできますか?

ミニ丼のごはんは約130gで、約220gの大盛りに無料で変更できます(注文のときに伝えてください)。ただしおかわりはできません。ラーメンのスープをご飯にかける食べ方をするなら、大盛りにしておくのも手です。

Q. 支払い方法は?

現金のほか、クレジットカード(MASTER・VISA・JCB・AMEX・Diners)とPayPayが使えます。コード決済にも対応していて、わたしはiDで支払いました。

Q. 鯛潮ラーメンと濃厚鯛潮ラーメン、どちらを選べばいいですか?

どちらも880円です。鯛潮ラーメンは、鯛だしに昆布と椎茸の出汁を合わせたもので、お店は「繊細で旨みを贅沢に感じることのできるラーメン」と説明しています。濃厚鯛潮ラーメンは、白濁したクリーミーなスープ。わたしが選んだのはこちらの濃厚で、ご飯にスープをかける食べ方をするなら、濃厚のほうが向いていると思います。澄んだ鯛だしの繊細さを味わいたい方は、鯛潮ラーメンを。

まとめ|鯛めし屋さんが本気で作った、白濁の鯛スープ

🔸店名|松山鯛ラーメン万福久
🔸住所|松山市大街道3-6-4
🔸電話|089-931-8122
🔸営業時間|11:00〜17:00(L.O.16:30)※スープがなくなり次第終了
🔸定休日|火曜日
🔸席|12席(カウンター席のみ)
🔸支払い|現金・クレジットカード(MASTER/VISA/JCB/AMEX/Diners)・PayPay
🔸アクセス|市内路面電車「大街道」電停から北(ロープウェイ乗り場方向)へ約300m。ロープウェイ街
🔸メニュー|鯛潮ラーメン880円/濃厚鯛潮ラーメン880円/ミニ丼350円〜/丸水の宇和島鯛めし1,300円
🔸松山鯛ラーメン万福久 Googleマップ
🔸公式サイト

※価格・メニュー・支払い方法は2026年7月時点の情報です。最新はお店の公式情報でご確認ください。

鯛めし専門店に毎日集まる鯛。その日の朝に締めた鯛のアラを、最後まで使いきりたいという思いから生まれた一杯でした。白濁したクリーミーなスープは、わたしの想像とは違ったけれど、ご飯にかけて鯛茶漬けにする瞬間まで、最後の一滴まで楽しめました。

大街道・ロープウェイ街には、丸水と秋嘉という鯛めしの名店が徒歩1分の距離にあって、万福久はそのあいだ。本店で一膳いくか、万福久でラーメンとミニ丼にするか。松山の鯛めしめぐりは、選択肢が多すぎるのが幸せな悩みです。

次に行くときは、迷って選ばなかった「鯛潮ラーメン」に。もう心に決めているところが、われながら現金なものです。

同じ大街道で鯛めしを味わうなら、鯛めしの名店「かどや」で昼呑み実食レポ|ANAクラウンプラザ地下もどうぞ。こちらは屋内で並べるので、暑い日や雨の日の選択肢になります。

#松山グルメ#万福久#鯛ラーメン#女性一人旅#大街道

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わん子

四国を拠点に国内外を一人旅する大人女性。「迷わず、おいしく、自分らしく」をモットーに、美食と旅のリアルな体験をお届けします。

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