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【松山グルメ】天然と養殖を食べ比べ!「丸水」宇和島鯛めし女性一人旅実食レポ|松山城

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丸水の宇和島鯛めし。天然真鯛の刺身と薬味を卵だしにからめ、ご飯にのせた一杯

創業百余年、元祖宇和島鯛めしの名店
天然と養殖、2つの味を食べ比べ

こんにちは。「わん子」です。

「せっかく松山で鯛めしを食べるなら、やっぱり天然の鯛がいいな」
「でも天然って数が少ないし、その日になかったら残念…」

松山の名物・鯛めし。どうせ食べるなら天然を、と思っても、天然真鯛は水揚げ次第の希少なもの。お店に行っても食べられるとは限らない、というのが、ちょっと心配ですよね。

そんなあなたに紹介したいのが、松山城ロープウェイ街にある、創業百余年の元祖宇和島鯛めし「丸水(がんすい)」。
水揚げがあれば希少な天然真鯛を味わえて、しかも養殖との食べ比べまで楽しめます。そして、たとえ天然がない日でも、ここの養殖鯛めしは、わざわざ食べに来る価値のある美味しさでした。

実はここ、わん子の地元・松山のお店。今回は、天然が売り切れる前にと、開店一番乗りを狙って行ってきました。

・水揚げがあれば、希少な天然真鯛が味わえる
・天然と養殖の「食べ比べ」ができる
・松山市駅から、ほぼ全部アーケードで歩いて行ける

天然の弾力か、養殖の甘みか。自分の舌で確かめる、贅沢な食べ比べの時間を、ご案内します。

元祖宇和島鯛めし「丸水」|松山城ロープウェイ街の、創業百余年の名店

松山城ロープウェイ街にある元祖宇和島鯛めし丸水の外観。白い暖簾と創業百余年の文字

松山の繁華街・大街道を抜け、松山城へと続くロープウェイ街。お土産屋さんや郷土料理のお店が並ぶこの通りに、「丸水(がんすい)」はあります。

お店の入口には、白い暖簾。「元祖宇和島 鯛めし」、そして「創業百有余年」の文字が見えます。その名のとおり、宇和島鯛めしの元祖を名乗る、百年以上の歴史を持つ名店です。

お店に入ると、和の落ち着いた空間が広がります。まず目に入るのは、ご飯を炊く大きな釜が見えます。いかにも「ご飯のおいしいお店」という雰囲気が伝わってきます。

実は、わたしの地元・松山のお店でもあります。今回は、お目当ての天然真鯛が売り切れてしまう前に、と開店の一番乗りを狙って訪ねました(この「一番乗り作戦」がどうだったかは、後ほどお話ししますね)。

【元祖 宇和島鯛めし 丸水 本店Googleマップ】

宇和島鯛めしとは?松山鯛めしとの違い

「鯛めし」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、鯛を炊き込んだご飯ではないでしょうか。でも、愛媛の鯛めしには、実は2つの種類があります。

ひとつが「松山鯛めし」。これは、鯛をまるごとお米と一緒に炊き込む、炊き込みご飯タイプです。そしてもうひとつが、今回いただく「宇和島鯛めし」。こちらは、新鮮な鯛のお刺身を、卵を溶いた特製の出汁にからめ、あつあつのご飯にのせて食べる、生の鯛を味わうタイプです。

宇和島鯛めしのルーツは、お店の掲示によると、宇和海の日振島(ひぶりしま)を本拠地とした伊予水軍や漁師たちが、火の使えない船の上で酒盛りをした際、お椀に飯を盛り、生の鯛の身をのせてそのまま食べたのが始まり、と言われています。火を使わず、新鮮なまま、出汁と卵でかきこむ——そんな海の男たちの食べ方が、今の郷土料理になったわけですね。

つまり、同じ「鯛めし」でも、松山風は炊き込みご飯、宇和島風は生の鯛の卵かけご飯。まったくの別物なんです。松山の街なかでは、どちらのお店も見かけますが、丸水でいただけるのは、この生の鯛を味わう「宇和島鯛めし」のほうです。土鍋で炊き上げる松山風を味わうなら、→ 一杯で三度おいしい松山鯛めし!「秋嘉」女性一人旅実食レポ|松山城もどうぞ。食べ比べると、愛媛の鯛めしの奥深さがよく分かります。

ちなみに、同じ松山には、重箱に入って玉手箱のように出てくる、ちょっと変わった鯛めしのお店もあります。食べ比べてみると、松山の鯛めしの奥深さがよくわかりますよ。

「鯛めし槇」で玉手箱みたいなランチ|松山市駅

宇和島鯛めしの食べ方|卵と出汁を混ぜて、ご飯へ

宇和島鯛めしは、自分で仕上げて食べる料理です。といっても、むずかしいことは何もありません。お店に分かりやすい説明書きもあるので、初めてでも大丈夫。実際の手順を、写真でご紹介しますね。

丸水の宇和島鯛めしの食べ方。出汁の器に生卵を割り入れたところ

まずは、出汁の入った器に生卵を割り入れ、よく溶きほぐします。卵と出汁が、とろりとなじむまで混ぜましょう。

丸水の宇和島鯛めしの食べ方。出汁と生卵を溶きほぐしたところ

次に、鯛のお刺身と、薬味(ねぎ・わさび・海藻など)を、好みの量だけ出汁の中へ入れます。

丸水の宇和島鯛めしの食べ方。卵だしに鯛の刺身と薬味を入れて混ぜたところ

あとは、おひつのご飯をお茶碗によそって、その上から、具と出汁をまるごとかければ——

丸水の宇和島鯛めしの完成形。卵だしの鯛と薬味をあつあつのご飯にのせた一杯

できあがりです。とろりとした卵だしに、こりっとした鯛、あつあつのご飯。この組み合わせが、たまらないんです。出汁や薬味の量は好みで調整できるので、自分好みの一杯に仕上げられますよ。

実際に食べた感想|天然・養殖の食べ比べ

今回いただいたのは、「天然・養殖 食べ比べ」(2,400円)。希少な天然真鯛と、養殖真鯛を、一度に味わえる贅沢なセットです。

丸水の天然・養殖食べ比べセット。2種類の鯛の刺身、卵と出汁、ご飯、味噌汁、薬味

運ばれてきたお膳には、2種類の鯛のお刺身、卵と出汁、おひつのご飯、お味噌汁、薬味や小鉢。
2種類の鯛の刺身、赤いお皿が天然鯛、青いお皿が養殖鯛

まずは、お皿に並んだ2種類の鯛を、よく見比べてみます。見た目からして、身の透明感が違うんです。

天然真鯛|プリプリの弾力

丸水の天然真鯛の鯛めし。卵だしの天然鯛と薬味をご飯にのせた一杯

「まずは天然からでしょう」と、天然真鯛から。ひと口食べて、まず感じるのが、その弾力です。プリプリ、こりこりとした歯ごたえがあって、噛むほどに身がはね返してくる。「さすが天然物」と、思わずうなってしまう力強さでした。

養殖真鯛|とろける甘み

丸水の養殖真鯛の鯛めし。脂がのった鯛の刺身をご飯にのせた一杯

続いて養殖真鯛。こちらは、天然とはまた違う魅力がありました。身に脂がのっていて、甘みがある。とろりとした口当たりで、これはこれで本当においしいんです。

正直にお伝えすると、食べる前は「やっぱり天然のほうが上だろう」と思っていました。でも、食べ比べてみての結論は——どちらが上、ではありませんでした。プリプリの弾力なら天然、脂の甘みなら養殖。それぞれにいいところがあって、わたしの中では引き分け。食べ終えて残ったのは、「やっぱり鯛めしは美味しい」という、シンプルな満足感でした。

だから、もし訪れた日に天然が水揚げなしでも、がっかりしないでください。ここの養殖鯛めしは、それだけでわざわざ食べに来る価値のある一杯です。 天然が食べられたら、ラッキーな食べ比べを楽しむ。それくらいの気持ちで訪ねるのが、ちょうどいいと思います。

ちなみに、ご飯はおかわり無料。わたしは食べきって腹七分目ほどでしたが、隣の男性は「同じ量で」とおかわりして、30秒ほどで届いていました。しっかり食べたい人にも、うれしいですね。

一人でも安心|カウンター席と、開店一番乗りの待ち時間

丸水のカウンター席。日本酒の瓶が並ぶ和の空間

丸水には、カウンター席が6席と、奥にテーブル席があります。一人旅なら、やっぱりカウンター席が気楽です。わたしが訪れたときも、カウンターにはほかにも一人客の姿がありました。観光客はもちろん、地元の人もふらりと立ち寄るお店なので、一人で入っても、まったく気後れすることはありません。

注文してから料理が出てくるまでも、5分とかからないほどの早さ。一人のお昼ごはんを、さっと済ませたいときにも助かります。

そして、天然志向の人にいちばんお伝えしたいのが、待ち時間と、天然を狙うコツです。

希少な天然真鯛は、その日の水揚げ次第で、売り切れることもあります。だから、天然を狙うなら、開店と同時に入るのがおすすめ。わたしが訪れたのは土曜日。開店直前の10時54分に到着して、一番乗りでした。その後、開店の11時には、わたしを入れて9人が並んでいました。開店直前には、お店の方が「お一人様ですか?」と人数を聞いて回ってくれます。

ちなみに、食べ終えて11時26分に店を出たときには、外には5人ほどの待ちができていました。土曜でも、開店直後ならすんなり入れて、一番乗りも狙える——逆に言えば、お昼のピークに向けて行列ができていく人気店ということ。土曜に訪れるなら、天然を確実に狙いたい人も、待たずに入りたい人も、開店直後がおすすめです。

そしてもうひとつ。丸水は、鯛が完売したら、その時点で閉店になります。それだけ鮮度にこだわっているということでもあり、遅い時間だと売り切れていることも。やっぱり、早めの来店が安心です。

メニューと値段|食べ比べ2,400円、ご飯のおかわりは無料

丸水のいちばんの名物は、やはり宇和島鯛めし。お値段は、天然真鯛が2,600円、養殖真鯛が2,000円です。そして今回わたしがいただいた、天然と養殖の「食べ比べ」が2,400円。天然の単品(2,600円)とほとんど変わらないお値段で、天然と養殖を両方味わえるのは、うれしいポイントです。

丸水のメニュー表。天然鯛2,600円、養殖鯛2,000円、天然養殖食べ比べ2,400円
宇和島鯛めしは、ご飯のおかわりが無料。さらに、鯛の切り身を1.5倍に増やすこともできます(天然+620円・養殖+360円)。
丸水のメニュー表。鯛天丼、じゃこ天、鯛のしゃぶしゃぶなど

鯛めし以外にも、愛媛の郷土料理がそろっています。鯛をまるごと揚げた「鯛天丼」(2,400円)、鯛のそぼろ丼(1,500円)、鯛のしゃぶしゃぶ(1,200円)、愛媛名物のじゃこ天(じゃこ天3種食べ比べ880円)など。

じゃこ天そのものを、お土産や食べ歩きで味わいたいなら、松山市駅近くの専門店もおすすめです。本場・宇和海のハランボを使った一枚は、宇和島つながりでぜひ。

「井上蒲鉾本舗」特上じゃこ天|松山市駅

天然真鯛は数量限定で、その日の水揚げがあったときだけの提供です。狙っている人は、前の「待ち時間」のところでお伝えしたとおり、開店直後を狙ってくださいね。

松山市駅から歩いて|ほぼ全部アーケード、雨でもスーツケースでも快適

丸水へは、伊予鉄道の「松山市駅」から歩いて行けます。うれしいのは、その道のりのほとんどが、屋根付きのアーケード商店街だということ。舗装も平らで歩きやすいので、スーツケースを引いていても、雨の日でも、快適にたどり着けます。実際に歩いた道順を、目印の写真とともにご案内しますね。

伊予鉄道松山市駅の構内。丸水への道のりの出発点

スタートは、松山市駅。駅を出たら、右へ向かいます。

松山市駅を出て右にある銀天街(GINTENGAI)の入口

すぐに「銀天街(ぎんてんがい)」というアーケード商店街の入口が見えてきます。ここに入って、あとはひたすらまっすぐ。

銀天街のアーケード内。舗装が平らで歩きやすい商店街

アーケードに守られて、足元も歩きやすい。この時点で、もう快適さが伝わると思います。

銀天街の突き当たりに現れる松山城への案内標識。ここで左折

銀天街を進み、アーケードの突き当たりに、この「松山城」の案内が現れたら、左へ曲がります。

松山一のアーケード商店街・大街道(okaido)の入口

少し行くと、今度は「大街道(おおかいどう)」という、松山いちばんのアーケード商店街に入ります。松山三越もこの通り沿いにあって、街歩きそのものが楽しい道のりです。

大街道を抜けた先の、路面電車が走る通り。渡るとロープウェイ街

大街道をまっすぐ抜けると、路面電車が走る大きな通りに出ます。この通りを渡った先が、松山城へと続くロープウェイ街。その街並みの中に、丸水があります。

松山市駅から、のんびり歩いて20分ほど。ほとんどが屋根の下なので、天気を気にせず歩けるのが、ほんとうにありがたいんです。

鯛めしのあとに|松山城やロープウェイ街で、街歩きも

丸水のいいところは、お店を出たあとも、楽しみが続くことです。

丸水を出てすぐ、今治タオルなどの土産店「伊織」。奥はロープウェイ街へと続く通り

お店のすぐ近くには、松山城へのぼるロープウェイ乗り場があります。鯛めしでお腹を満たしたら、そのまま松山城へ足をのばすのもおすすめ。天守からの眺めは、松山の街と瀬戸内の海を一望できて、旅のいい締めくくりになります。

お店のそばには、今治タオルなどを扱うお土産屋さん「伊織」もあって、お土産選びにも困りません。来た道のロープウェイ街や大街道も、ぶらぶら歩くだけで楽しい商店街です。

もう少しゆっくり過ごせる日なら、少し足をのばして、東道後の日帰り温泉でひと息つくのもおすすめ。化粧水のようなとろみの湯につかってととのえる「そらともり」は、街歩きで歩き疲れた体をいたわるのにぴったりです。

東道後温泉「そらともり」の女性一人旅・日帰り温泉レポ

さて、鯛めしを食べ終えて、お腹は腹七分目。まだ少し余裕があります。「せっかく電車で来たんだし、車の運転もないし……ちょっと昼呑みでもしていこうかな」。そんな気分になって、わたしはこの日、近くのお店へもう一軒、はしごすることにしました。

土曜日のお昼から、一人で気ままに二軒目へ。誰に気をつかうでもなく、自分の「もう少し楽しみたい」に従って歩き出す——これができるのが、一人旅のいちばんの贅沢かもしれません。その続きは、また別の記事でご紹介しますね。

鯛めしの名店で、あえて昼呑み!「かどや」女性一人旅レポ|大街道・ANAクラウンプラザ地下

こんな人におすすめ

✅ 松山で、希少な天然の鯛めしを食べてみたい人
✅ 天然と養殖、自分の舌で食べ比べてみたい人
✅ 一人でも気兼ねなく、名物の郷土料理を味わいたい人
✅ 行列を避けて、待たずに鯛めしを食べたい人
✅ 鯛めしのあと、松山城や街歩きも楽しみたい人
✅ 駅から雨にぬれず、スーツケースでも歩いて行きたい人

よくある質問

Q. 女性一人でも入りやすいですか?

はい。カウンター席があり、一人で訪れているお客さんも見かけます。一人でも気後れしません。注文から提供までも早く、一人のお昼にぴったりです。

Q. 天然と養殖、どちらがおすすめですか?

どちらにも良さがあります。天然はプリプリとした弾力、養殖は脂の甘みが魅力で、優劣はつけがたいです。迷ったら、両方味わえる「食べ比べ」(2,400円)がおすすめ。天然が食べられるかは、その日の水揚げ次第です。

Q. 天然真鯛は、いつでも食べられますか?

いいえ。天然真鯛は数量限定で、その日に水揚げがあったときだけの提供です。狙うなら、売り切れる前の開店直後がおすすめです。なお、丸水は鯛(養殖でも)が完売した時点で閉店になるので、早めの時間に訪ねるのが安心です。

Q. 土曜のお昼は混みますか?

人気店なので、お昼のピークには行列ができます。わたしが訪れた土曜は、開店(11時)直前で一番乗り、開店時には9人が並んでいました。待たずに入りたいなら、開店直後を狙うのが確実です。

まとめ|松山城のふもとで、本物の宇和島鯛めしを

🔸店名|元祖 宇和島鯛めし 丸水(がんすい)
🔸住所|愛媛県松山市大街道3-7-8
🔸電話|089-909-8167
🔸アクセス|松山城ロープウェイ街(伊予鉄道「松山市駅」から徒歩約20分)
🔸営業時間|昼11:00〜15:00(L.O.14:30)/夜17:00〜20:30(L.O.20:00)
🔸定休日|無休(不定休)。※鯛が完売した場合は閉店
🔸予約|不可(来店順にご案内)
🔸名物|宇和島鯛めし(天然2,600円・養殖2,000円・食べ比べ2,400円)
🔸ご飯|おかわり無料
🔸席|カウンター席・テーブル席
🔸支払い|現金・カード・コード決済
🔸ポイント|天然真鯛は数量限定。狙うなら土曜でも開店直後が確実

※メニューの価格・営業時間は2026年6月時点の情報です。最新は店頭・公式サイトでご確認ください。

松山に来たら、一度は食べたい名物・鯛めし。なかでも丸水は、創業百余年、元祖を名乗る宇和島鯛めしの名店です。

天然のプリプリか、養殖のとろける甘みか——自分の舌で確かめる食べ比べは、ここでしか味わえない贅沢な体験になります。希少な天然真鯛が味わえたら、それはうれしい幸運。

松山市駅から、ほぼ屋根の下を歩いて20分。食べ終えたら、松山城やロープウェイ街で、街歩きも。一人でも気ままに、食べて、歩いて、また楽しむ。そんな松山の一日に、ぜひ加えてみてくださいね。

#松山グルメ#鯛めし#女性一人旅#丸水#松山城

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わん子

四国を拠点に国内外を一人旅する大人女性。「迷わず、おいしく、自分らしく」をモットーに、美食と旅のリアルな体験をお届けします。

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